最先端のその先へ
挑戦し続ける開拓者

マクニカホールディングス株式会社

半導体やサイバーセキュリティーを軸に、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、株式会社マクニカ。世界中の最先端テクノロジーをいち早く見つけ出し、社会実装してきたが、「VISION2030」としてサービスソリューションカンパニーへの転換を宣言した。新たなパーパスを制定した原一将社長は「いつの時代も『ファーストペンギン』で在りたい」と力を込める。

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挑戦心を持った開拓者「ファーストペンギン」に

常に新しいことへ挑戦し続け社長に就任した原社長は「好きなことを続けた結果、たまたま成功につながった」と笑う。「社長という立場では、時代に応じた最適なマッチングが求められます。今の時代はイノベーションが不可欠。挑戦を続けてきた自分だからこそ、会社の求めるものと合致したのではないでしょうか」と語る。

これまで同社は、半導体やネットワークセキュリティーの分野で、技術商社としての役割を担い、取り扱う“モノ”に付加価値を与えてきた。しかし、原社長は「これからは“コト”に付加価値を生み出すことが重要になる」と強調し、「環境問題や社会問題に加え、日本特有の高齢化や労働力不足といった課題がある。それらの社会課題を解決しながら、経済価値を創造する。その両立を目指すことで、私たちの価値をさらに高めていきたい」と、これまでの技術商社の枠を超え、より価値を生み出すサービスソリューションカンパニーへの進化を目指す。

「VISION2030」の制定に当たり、同社ではパーパスを再定義した。多岐にわたる事業の中で、自分たちの強みの本質は何かを見つめた結果、見えてきたのは「ファーストペンギン」としての役割だったという。

原社長は「私たちが半導体を取り扱い始めたころは、大手メーカーもまだスタートアップの段階でした。誰もがその技術の活用方法が分からなかった時で、我々はそこに『ファーストペンギン』として飛び込んでいった。その結果が今につながってます」と語る。「単に理想の未来を描くだけでなく、それを現実のものとして形にすることが使命であり、私たちの志。パーパスだと考えています。最先端を追い続けてきたからこそ、今後も挑戦を恐れない開拓者であり続けたい」と力を込める。

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社会課題解決と経済的価値創造の両立を目指して

原社長が入社以来大切にしてきた「ファーストペンギン」の精神は、同社の企業文化にも根付いている「『人に始まり人に終わる』という創業者の理念を受け継ぎながら、何かを成し遂げたいという挑戦のエネルギーを尊重したい。失敗を恐れず、新しいことに挑戦し続ける。それが成功への近道だと信じています。何が正解か分からない中で進むことは、失敗ではありません」と強調する。

「これからの時代、テクノロジーの進化スピードはさらに加速し、社会課題の解決と経済的価値の創造の両立が一層重要になってくる」と話す原社長は、「例えば職人さんの世界で、この人にしかできないというものは感覚や経験値といったことが多い。しかし、それでは継承できません。そういったものをAIを活用してモデル化すれば、未来へと引き継ぐことが可能になる。テクノロジーによる課題解決には、大きなビジネスチャンスがある」と展望する。

変化の先頭に立ち、最先端のその先にある企業を追求していけば、チャンスをつかめる。その信念のもと、同社は「半導体」「サイバーセキュリティー」「DX」の三つの領域を「三種の神器」と位置づけ、持続可能な未来を支える技術の創出に注力する。「AIやIoTを活用した新規事業展開も視野に入れながら、三種の神器それぞれの解像度を高め、挑戦し続ける。『ファーストペンギン』として未知の領域へ果敢に飛び込み、今まで見えなかったものを可視化する。それこそが、私たちの役割です」と語る。

マクニカホールディングス株式会社代表取締役社長

原 一将

1971年生まれ。1995年に株式会社マクニカに入社。同社、テクスターカンパニー第一営業統括部長、テクスターカンパニープレジデント、イノベーション戦略事業本部長などを経て、2019年6月に当社代表取締役社長に就任。

https://holdings.macnica.co.jp/