リピーターを増やす
圧巻の教育
プログラム

ビジネスマナー研究所株式会社

「商品を変えず、人を増やさず、リピーターを作る」をモットーに、リピーターを増やし粗利を上げる営業育成研修や業務改善を実施。経営者視点の包括的な教育プログラムを提供している。直近4年間の法人リピート率は100%という高い評価を得ている藤村純子代表に聞いた。

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自ら考え自ら動く育成でリピーターを作る文化を

同社は単なるコンテンツの研修にとどまらず、クライアント企業の成長を総合的に支える教育プログラムを提供している。

モットーの通りリピーターが増えれば、客単価が向上し、企業の売上アップにも直結する。藤村代表は「この考え方こそ、中小企業にとって最も求められるものではないか」と考えた。「頻繁に新商品を開発するのは難しく、人材採用も容易ではない。さらに、せっかく採用しても生産力が上がる前に離職してしまうことも多い。だからこそ、既存の商品や人材を最大限に生かし、人的資本を強化することが重要。一人一人の利益率を向上させることで、チーム全体の力も底上げされることにつながる」と語る。

同社が目指すのは、特定のスーパーエースを育成するのではなく、企業やチーム全体の成長を促すこと。そのため、研修は組織単位で実施されることが多く、チームリーダーを中心に「リピーターを生み出す企業文化」を築くことを目的としているのが大きな特徴だ。

同社のクライアントは、車のディーラーからハウスメーカー、リフォーム会社、ECサイトと多岐にわたる。例えば、車のディーラーでは営業職だけでなく整備士も研修を受ける。藤村代表は「リーダーシップやマネジメント力も重要ですが、最も必要なのは“教え合う文化”です」と強調する。

また、同社のプログラムは、経営者視点を取り入れた包括的な構成となっているのもポイントだ。藤村代表は、自身が経営者として苦労した経験があるからこそ、具体的な内容を提供できているといい、「現場の声を経営者に伝えることも大切ですが、経営者がどのような役割を果たしているのかを社員が理解することも重要です。『社長は懇親会にばかり行っている』という現場の誤解もありますが、それもまた経営において必要なコミュニケーション。それぞれの役割を理解することで、自分たちの業務に責任を持ち、主体的に動けるようになります」と語る。

同社の教育プログラムを導入した企業の中には、14年以上にわたり継続的に研修を受けているクライアントも存在する。その一つである全国展開するハウスメーカーは、「一流のおもてなし研修」として、全支社でプログラムを実施している。「高額な商品を気持ちよく購入してもらうためには、販売者自身が付加価値を提供できることが不可欠。商品の価値を正当に評価してもらうには、商品説明をプレゼンに!販売者の立ち振る舞いや表情を一流へと格上げすることも重要な要素になります。最終的にはリピート依頼を受けるプロ『リピートプロフェッショナル(リピプロ)』の育成を目指しています」と力を込める。

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変化に適応できるリピプロ®が粗利向上のカギ

リピプロ文化を企業全体に根付かせ、自ら変化と成長を生み出せる仕組みづくりを推進するプログラムで、“リピーターを増やす専門家”としての支援を続ける。幅広い業種で、リーダーシップと「接客戦略」を融合させたアプローチにより、クライアント企業の信頼度と成果向上を実現してきた。

その秘訣は、藤村代表自身が現場経験を持つことにもあるという。元々大手航空会社の客室乗務員として活躍していた経歴を持つ藤村代表は「現場の苦労を知っているからこそ、納得できる言葉で伝えることができる。現場と経営の双方の立場から実践的な指導ができるのも大きな違いです」と自信をのぞかせる。

そんな藤村代表は、これからの企業に必要なものは「応対力」だと指摘する。「決定権を持つ人ほど『あなたの話を聞いていたら、考えが変わった』というように、どんどんと思考が変化してくる。そのため、相手の意図をくみ、最適解の提案ができる力が求められるでしょう。企業には、常に考え、学び、磨きをかけられる環境を整えていただきたい」と話す。

今後もリピーター育成の専門家として、リピプロの育成と組織力を強化する接客戦略を提供し続ける考えだ。その一環として、研修後の継続的な支援を目的としたリピプロアプリの開発や講師陣の育成など、新たな取り組みにも力を入れている。「企業は常に変化し続けなければなりません。柔軟な思考と行動力は、後からでも身に付けることができます。しかし、動かない人に『動け』と言うのは難しい。当社のプログラムなら、その課題を解決できる。リピーターを増やし、粗利向上を実現するビジネスモデルを確立し、より多くの企業を支援していきたい」と意欲を見せる。

ビジネスマナー研究所株式会社代表取締役・代表理事・著書・教育顧問

藤村 純子

東京生まれ。 中央大学在学中よりチャイナエアラインの日本人客室乗務員に。その後、全日空運輸株式会社の客室乗務員として国内外で活躍。退社後は、医療接遇講師、ANAグループの講師を経て、現在はビジネスマナー研究所株式会社と一般社団法人日本接客リーダー育成協会、2つの法人の代表を務めている。

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