デジタルの世界から
ビジネス課題を解決
株式会社アズマド
コア事業として、デジタルマーケティング全般を展開する株式会社アズマド。広告運用やSNS運用代行から、ウェブ制作まで幅広く手掛けている。デジタルマーケティングに15年近く携わってきた茂木達也氏に、事業への思いを聞いた。
課題解決のため妥協はなし
人手不足による人材採用やDX、売上向上など多種多様なビジネス課題が尽きないが、茂木氏は「どんなビジネス課題も、ウェブと広告で解決できる」という信念を掲げる。「採用が目的なら積極的にウェブ検索をしている人たちに向けて広告を通じてアプローチしたり、事業拡大が目的なら動画配信やCMなどで会社のブランディングを推進したり、どういう人たちにどういうタイミングでアプローチしていくかという戦略を常に考えています。そのようなウェブのプロモーションやデジタルマーケティングを得意分野として、これまで一通りの課題を解決してきました。今後もこのスタンスを貫いていくことで、あらゆるビジネス課題をウェブと広告で解決していけるでしょう」と自負する。

一つ一つのプロジェクトは、効果が発揮されるまで一定の時間がかかり、クライアントと長い付き合いになることもある。そのようなクライアントとの長期にわたるコミュニケーションについて、茂木氏は「予算が決まっている中で3カ月や半年で結果を出したいというケースもありますが、しっかり効果を出すために長期的視点で提案することもあります。スモールステップを設定し、例えば、まず1年かけて売り上げを1.5倍にしていく。そして2年後には2倍にしていく。ビジネスが拡大していくと予算も増やせるため、今後はより楽に売り上げを伸ばせるプランが立てられる。クライアントに寄り添いながら、よりよい提案をするように日々心掛けています」と話す。
茂木氏が事業を行う上で主軸にしているのはビジネス課題の解決だ。広告を扱っているとはいえ、それ自体を売っていくことに重きを置いている訳ではないという。「仕事をしていくうちに、ビジネス課題の解決のために広告自体を欲している人はあまり多くないことに気付きました。ならば、課題を抱えている方々に、『広告を活用してこのように課題を解決できる』と提案したほうが納得してもらえると考えました」という。
自分が必要とされる方へ歩む
クライアントに寄り添い、課題を真の意味で解決することを大切にしている茂木氏。人の困りごとを共に解決していきたいという思いの源は、学生時代にまで遡る。「学生の頃は家電量販店でアルバイトをしており、仲間や社員、お客さまと接することが好きだと気付いたのです。そして、金融系企業、大手通信会社やデジタル広告の運用会社など様々な領域で営業職として経験を積んできました。数多くの架電や人との折衝をこなすことで、よりよい営業アプローチのコツを掴むことができ、早く成長できたと思います」と振り返る。実際、デジタル広告の運用会社では、新規顧客の獲得数では会社内で記録を更新し続けるほどだったという。
課題を抱える人々の助けになる。そのようなクライアントへのホスピタリティーが同社の強みだという茂木氏は「コミュニケーションの上では、クライアントの話を聴くことを大事にしています。私からさまざまな問いかけをし、より多く具体的に話してもらえるように心がけています。また、多くの要望をもらったり、声をかけられたりするのは、信頼を寄せてもらえているからこそだと思います。一見難しく思える要望も、期待されているからだととらえ、綿密なやりとりの上、クライアントの課題を解決に導けるように努めています」という。

変化の激しいデジタルの世界で、茂木氏は「クライアントの課題を解決していく。この軸は今後も変わることはないでしょう。拡大路線を歩むのではなく、引き続き私を必要としてくれる方に寄り添う形で事業を展開していきたい」と展望する。「お困りごとを抱える人のお手伝いは、事業としても行っていますが、何より私が心から好きなことなのです。そのため、クライアント一人一人と向き合い、丁寧に対応していきたい。今後も目の前の仕事を一つ一つこなしながら、クライアントの課題解決に貢献していきたい」と力を込めた。
株式会社アズマド代表取締役
茂木達也
大学卒業後、金融系企業の営業を経て、大手通信会社の法人営業に携わりながら独立を目指す。マーケティングの経験を積むべく、新規顧客の獲得数で社内で記録を更新し続け、新規顧客獲得チームのリーダー職や、デジタルマーケティングのコンサルティングなど幅広い業務を経験。2023年4月、株式会社アズマドを設立し、現在に至る。
https://azumado.co.jp/